美ヶ原周辺(長野) 烏帽子岩(1621m)、三才山(1605m)、六人坊(1618.6m)、戸谷峰(1629.3m) 2016年12月10日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:52 林道入口−−7:06 登山道入口−−9:07 烏帽子岩−−9:17 林道−−9:37 三才山峠(林道を離れる)−−9:51 三才山(休憩) 10:13−−10:22 六人坊−−10:43 送電鉄塔−−11:11 送電鉄塔−−11:31 戸谷峰(休憩) 11:48−−11:52 稜線を離れる−−12:36 国道254号線−−12:42 林道入口

場所長野県松本市/上田市
年月日2016年12月10日 日帰り
天候曇時々雪
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場国道脇の登山口に駐車場あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望烏帽子岩:あり  三才山:無し  六人坊:無し  戸谷峰:あり
GPSトラックログ
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コメント国道254号線から一の瀬集落へ下る車道の最初のカーブに車を置いて反時計回りに周回。全線で登山道(美ヶ原高原ロングトイレル)あり。寒気が入り日中の気温は-5℃と冷え込んだが積雪は少なかった




烏帽子岩登山道へ通じる林道入口に駐車 林道入口。車止めあり
害獣避け門が2つ。右が正解 正解を外して適当に斜面を下って正しい林道へ
烏帽子岩は左へ 次の分岐は直進・左とも烏帽子岩に行ける。左へ行った
倒木処理は完璧 最初の送電鉄塔
2つ目の送電鉄塔 標高1330mで右から登山道が合流
1500m鞍部の東側。南を巻く 烏帽子岩直下。巻道もあるが山頂へ
烏帽子岩山頂は烏帽子大権現 烏帽子岩最高点
山頂のお社と東側の山 たぶんこれが烏帽子岩なのだろう
林道へ出て少しの間は林道歩き 三才山峠
三才山峠 三才山峠から三才山に取り付く
道が薄いが藪は無い 三才山山頂。青テープの標識のみ
六人坊三角点。標識無し 三角点の西側が最高点と思われる
1440mで送電鉄塔下を通過 正面に見えるのは戸谷峰
1500m鞍部で再び送電鉄塔下を通過 戸谷峰山頂
戸谷峰から見た六人坊 戸谷峰から見た烏帽子岩
戸谷峰から見た松本方面 戸谷峰西側は霧氷が凄かった
1590m付近で南へ下る道あり 下っていく
1550m付近。道薄いがテープ多数あり 1370m付近で尾根の西側へトラバース
1220m付近。石ゴロゴロ地帯の左側を下る 炭焼き窯跡?
国道へ到着 登山口の反対側には広い駐車場があった
国道の登山口 烏帽子岩入口へ戻る


 国道257号線三才山トンネル付近には地形図記載の山がいくつかある。松本市/上田市境界稜線に林道が通っているので通行可能シーズンなら簡単に登ることができそうだが、林道から離れた戸谷峰を登ることを考えると林道を利用しなくても大きな差は無さそうだ。今回は戸谷峰〜三才山の尾根の南側の尾根上にある烏帽子岩を絡めて周回することにした。既に林道は冬季通行止めのはずであり、昨夜も平地では雨が降ったが上は雪だっただろう。歩くのが無難である。

 国道257号線沿いは駐車スペースがあるのか不安だったので、起点は烏帽子岩に繋がる尾根入口近くとした。国道から一のノ瀬集落へと分岐する道の最初のカーブから破線が描かれており、現場に行くと烏帽子岩入口の案内標識が出ていた。今回は最初から登山道ありだ。近くには駐車場は無いがカーブの道幅が広いし交通量は少ないので路側に駐車した。残念ながら天気は小雪が舞って寒いまま。天気予報ではこれから多少良くなるようだが基本的には冬型が続くので寒いままだろう。念のために軽アイゼンをザックに突っ込む。

 カーブから続く林道入口はロープで車止めがされている。少し進むと道が二分し案内標識が無いが、右は道はいいが下りで直進は高度を保っているので直進を選んだが、すぐに行き止まりになってしまう。でも右下に先ほどの右に分岐する林道が見えているので落葉樹林の急斜面を下って林道へ。橋を渡って登りに変わり再び分岐が登場。しかし直進も左もどちらにも烏帽子岩の文字が。どっちからでも行けるということだろうが、手っ取り早く高度を上げたいので左に上がる道を選ぶ。標識には「美ヶ原高原ロングトレイル」と書かれており、美ヶ原まで道が続いているらしい。

 登山道は唐松植林の中をジグザグに登っていく。尾根上ではないので現在位置が読めないが、藪山と違って道があるのだから心配は無い。送電線が2箇所で頭上を通過、ここの送電鉄塔は横に幅が広い形状だった。天気予報では北風が強いといっていたが、ここではほとんど風は感じられない。

 やっと尾根に乗ると右手から道が合流、林道から直進する道の続きだろう。相変わらず良好な道が続き余分なピークは巻いてしまう。烏帽子岩も巻道があったが山頂へ登る道もあり案内標識もあったのでパスしてしまう心配は無かった。

 唐松植林と赤松の斜面を登ると赤い鳥居が登場。烏帽子岩(烏帽子権現)の標識が登場した。最高点は松が生えた岩場でてっぺんには祠が2つ。南の離れた位置に鋭い岩が立っていて、たぶんあれが烏帽子岩なのだろう。ただし地形図ではあくまでも祠があるピークを山頂としている。東方向に樹林が開けてこれから進む山並みがガスの中から見えている。

 縦走路に戻ってほぼ水平な尾根を東へ進むと林道に合流。冬場は通行できないだろうと考えていたが、意外にも轍が付いていた。未舗装だが路面状況は良さそうで積雪も僅かであった。ただし、実際にはゲートがあって轍の主はゲートの鍵を持った関係者の可能性もあるし、この標高だから普通車ではヤバい凍結箇所があるかもしれない。この時期は歩くのが安全策だろう。

 しばし林道歩き。今日は強い寒気が入り気温は-6℃程度。周囲の木は薄く雪が乗り、ガスの中にあったので霧氷で細い枝まで真っ白だ。でも天候は徐々に回復してきたようで小雪は止んで空は明るさを増してきた。1500m鞍部である三才山峠には「三才山トンネル通過地点」との標識が出ていたがこれは正確な表現ではない。地形図によるとトンネルが真下を通る地点はもっと北側で三才山山頂のほぼ直下だ。

 三才山峠で林道は稜線西側から東側に移るとともに三才山への登山道は林道から尾根上に移るが、その入口の道は明瞭なのに案内看板が無い。常識的に尾根上の道に入るが最初の方は道が薄くちょっと心配になる。ただし藪は皆無なのでこのまま尾根を進めば問題なし。これが北信だったらこの標高では笹薮が登場している確率が高い。

 登り切ったピークが三才山だが、ここには行政が建てた山頂標識は無くささやかな手製標識があるだけの山頂だった。特に広場のようなものは無く登山道が乗り越えるだけで休憩しようと思わせる雰囲気が無い場所だったが、出発から3時間経過しているのでここで休憩。落葉樹とシラビソの混じった樹林で展望は無かった。空はますます明るくなり、所々で雲が切れて隙間から青空が覗くようになった。

 次の山頂である六人坊は僅かな距離である。三才山に達して東西方向の尾根に乗ると登山道は明瞭になり安心して歩けるようになる。南側は赤松が目立つが茸止め山の警告は無かったような気がする。

 三角点がある六人坊山頂は三才山山頂と違って広場があり山頂らしい雰囲気のピークであったが、ここには立派な山頂標識どころか手製の山頂標識すらなかった。ここへきて時折日差しが出るようになった。直射日光が当たると体感温度はぐっと高くなるので大助かりだ。

 戸谷峰までの稜線は、ほとんどが明るい落葉広葉樹林が続くが唐松植林や北側が檜植林の場所もある。落ち葉の影響か道が薄いと感じる場所もあるがほぼ尾根上を進む。地形図通りに1430m鞍部東側と1500m鞍部東側で大きな送電鉄塔が尾根を横断する。ここは樹林が開けてこの先の尾根の様子が良く見えた。

 2つ目の送電鉄塔からまとまった登りをこなすと戸谷山山頂に到着。これまでの山頂とは違って樹林が切れて展望が大きく広がった明るい場所だ。本来なら北アルプスのパノラマが広がっているはずだが全て雪雲の中。三人坊から往路に通った尾根も見えていた。烏帽子岩はここからだと唐松植林のなだらかなピークの反対側の斜面になるので岩は見えず、山頂付近の岩場に生えた松の緑が見えるだけだった。ここでも休憩。三才山と違って展望を楽しみながら休憩できるのはうれしい。

 登山道は南西尾根を下り、標高1590m付近で行政の立てた案内標識が登場。そういえば三才山〜戸谷峰間ではこんな標識は全く見なかったなぁ。直進方向は「四賀金山町 5.7km」、左手斜面方向は「三才山一の瀬 2.1km」だ。良かったぁ、本日の起点である一の瀬に下る道があったのだ。道が無ければ適当に下ろうと考えていたが、これでまっとうな道を下れるので一安心。

 登山道は戸谷峰南尾根を下っていく。落ち葉の影響か道はあまり濃いとは言えないが見失うほどではなく目印のテープも点在する。標高が落ちるに従って目に見える速さで雪が減っていくのが分かり、標高1500mちょっとでは日陰に僅かに残るだけになってくれた。これも日差しの影響だろう、南斜面を下っているので冷たい北風は遮られるし日当たりがいいのがありがたい。戸谷峰南斜面は国道まで落葉広葉樹林が続く。

 標高1370m付近で登山道は右に曲がって尾根を外れて斜面をトラバース。ここには案内標識が立っていた。しかしここから標高1200mくらいまでは道が薄く分かりにくい。標高1200m付近は樹林が開けてゴロゴロした石が積み重なった斜面が広がる場所で、斜面を斜めに走る明瞭な道に合流する。下から登ってくると私が下ってきたルートは直進方向に延びる道ではなく右に曲がる方向で、ここは直進しないよう木の枝と石積みで道を塞いでいた。標高1180m付近でも登ってくる方向から見ると登山道が右に分岐する箇所があり、ここには案内標識が立って戸谷峰は右だと明示しており横の岩には赤ペイントで右向き矢印が書かれていた。

 この後はまっすぐ下らずに左斜め下へとトラバースしながら道は下っていく。天候は完全に回復し南斜面では温かいくらいで、出発時の雪と寒さが嘘のようだ。

 やがて国道脇に出ると害獣除けの柵が国道沿いに延びていて、登山道が通過できるよう扉が設置されていた。登山口は悪天候時に国道を通行止めにするゲートの脇で、国道の反対側には駐車場があった。これならここに車を置いて歩けばよかったなぁ。脇道に入れば駐車箇所はすぐそこだ。今日は1日、登山者と出会うことは無かった。

 

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